この記事では、500冊以上の本を自炊し、様々な学習に活用してきた経験の中で、
TOEIC文法問題集「TOEIC® L&R テスト 文法問題 でる1000問」の学習に応用している例を紹介!
勉強したいけど、仕事・付き合い・趣味・家事などに追われ、時間がなく、いつまでたっても始められない、続けられないという悩みを抱えた方々に参考にしていただけたら幸いです。
TOEIC高得点にあこがれ、みんながおすすめしてる「TOEIC® L&R テスト 文法問題 でる1000問」を買ってみた。
でも、たまに10問くらい解いてみるものの継続できず、気が付いたら1年、2年と時が過ぎてしまった。
あの時買った「新TOEICテスト文法問題でる1000問」は気が付いたら「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」に改訂されていて、買いなおしてみたもののやはり手はつかず・・・。
って悩みを抱えている方向けの記事です。
忙しい毎日の中にある すきま時間 で1000問をコツコツ進めていく方法を紹介します。
この方法は、他の単語帳や、資格試験勉強にも応用可能です!
もちろん、勉強方法には向き不向きはあります。
この記事を読んで、何となくでもコレならやれそうと感じていただけた方は、参考にしてみてください!
始められない・続けられない原因と解決策
まずは、始められない・続けられない原因と解決策はこんな感じかと
(詳細はコチラ「本に家賃は払えない【自炊(電子書籍化)ツールとメリット】」)
①勉強時間がつくれない → 解決策:すきま時間で勉強する
②何を勉強するかの判断・準備に時間をつかってしまう → 解決策:勉強管理はアプリに任せる
③誘惑に負ける → 解決策:すきま時間は勉強に一点集中(すきま時間以外は誘惑に負けてもOK)
では、具体的に何をすればいいのかは、下記!
「TOEIC® L&R テスト 文法問題 でる1000問」をやりこむ具体的方法
・スマホを勉強道具にする(参考書(紙の本)で勉強しない)
すきま時間に勉強するためには、「持ち歩けること」と「どこでも使えること」が必須。
✔ 「でる1000問」を自炊(電子書籍化)
→でかくて重い「でる1000問」を持ち歩いて、出かけ先で使うというのはほぼ無理。
学生ならまだしも、サラリーマンが電車の中でこれを開いて勉強していたら、ちょっと違和感でちゃいますよね。
なので、「でる1000問」を電子化して、スマホで読めるようにする必要があります。
✔Ankidroid(Anki)アドオンの「image occlusion enhanced for Anki」を活用
→「でる1000問」を電子化して、電子書籍アプリで読みながら勉強するのは、ほぼ無理です。
すきま時間のわずかな時間で、前回までに進めたページを開き、何を復習すればよいか、今日は何問進めるかということを判断しながら学習するのは、意外とハードルが高く、すぐに諦めることになります。
そこでおすすめなのが、単語カードアプリのAnkidroid(Anki)。
これに、一問一答形式で「でる1000問」を登録することで、少しずつ解き進めることができるようになります。
定着レベル(理解した問題、理解できていない問題)も自動で管理してくれるので、何を勉強するべきかの判断・準備にかかる時間がほぼゼロにできます。
さらに、「でる1000問」のレイアウトに相性がいいのが、
Ankidroid(Anki)アドオンの「image occlusion enhanced for Anki」!
Ankidroidは基本的に単語カードを電子化するようなアプリです。
image occlusion enhanced for Ankiは、この機能を拡張し、いわゆる赤シート暗記型の学習を可能にするアドオンです。
通常のAnkidroid暗記カードと同様に、隠した項目について一問一問、理解度を管理することができます。
✔すきま時間を見つけて、スマホを開き勉強するクセをつける
→日常生活には何となく過ごしているすきま時間がたくさんあります。
あっ今スマホ開ける、と思ったタイミングにすぐにAnkidroidを開いて、「とりあえず一問でも解く」、ということを習慣化すると良いです。
すきま時間の例:通勤電車、エレベーターの待ち時間、入浴中、何かの順番待ち、ダウンロード中、ドラクエ11のルーラ中の読み込み時間・・・・等
補足
「でる1000問」など大量の情報に対する理想的な学習方法としてよく紹介されているのは、
最初にブァーっと進めて、できる問題・できない問題を仕分けして、
あとはできない問題を繰り返し繰り返し繰り返し、超スピードで解くを何周もするってやつです。
単語帳の暗記方法でもよく紹介されてますよね。
一日のほとんどの時間を勉強に使える学生や、日常生活の大部分を抑制して勉強時間にあてて頑張れる努力家の方は、この方法が最適かと思ってます。
私も、昔はこの方法をよくやって、効果があることは認識しています。
本記事で紹介した方法は、その方法をあえてとらないで、日常生活を犠牲にせず、コツコツ勉強を継続させる方法です。
うさぎと亀でいったら、亀です。
ただし、ノロノロと膨大な時間を消費するのではなく、すきま時間を使うだけなので、日常生活の犠牲を最小限に抑えることができます。
イメージでいうと、亀は亀でも、ジョジョの亀スタンド、ココ・ジャンボですね。
亀の中で、悠々自適に過ごしながら、気が付いたらゴールに着いているという状態を実現してくれるのが、
自炊、スマホ、Ankidroidを活用したすきま時間勉強法かと思ってます。
まとめ
・すきま時間に全力を注ぐ!
・すきま時間で勉強する環境を整える(問題集の自炊(電子書籍化)、Ankidroid(Anki)アドオン「image occlusion enhanced for Anki」の活用)
・「すきま時間は、スマホでAnkidroidアプリを開いて、問題を解く」を習慣化。
・とにかく一問でも解く、の意識を持つ。
コメント
Image Occlusion Enhancedを使って、どのようにでる1000を活用しているのかもう少し詳しく教えて下さい。
コメントありがとうございます。
いつか解説しようと思いつつ、割愛していた部分のご質問なのですが、記事を書く前にとりいそぎ下記に簡単に回答させていただきます。
但し、でる1000を自炊化され、AnkiにImage Occlusion Enhancedを導入されていること前提です。
でる1000は、左ページに問題、右ページに解答・解説の構成になっているので、それを見開きページとしてPDFリーダー等で表示し、Snipping Tool(Windows)などで見開きページごと切り取り、1つの画像ファイルにします。
そのファイルをImage Occlusion Enhancedで読取り、右ページの解答・解説部分を一問ずつ隠し、Hide All, Guess Oneとして登録します。
ご参考まで。
ご回答ありがとうございます。知りたかったことがわかりました。大変参考になります。
記事にされる時を楽しみにしてます。
コメントありがとうございます。
ご参考いただけたとのことで安心しました。
私の場合は問題集の解説がわかりづらくてムカついて続かないですね